日常の暮らし、旅行など非日常を綴ります
Author:まりあまり
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映画「赤い河」
2020/04/11 08:51:22 |
映画 |
コメント:0件
映画
【赤い河】
1948年 アメリカ制作
原題は「Red River」
昨日 BSプレミアムで観た映画で
今から72年前の映画ですから、勿論 白黒です
テキサスからミズーリまで数万キロの荒野を、一万頭の牛を追っていく牧童の物語です
CGのない時代に、あれだけの牛、馬を移動させる画面に感動しました
ハリウッドの底力を見せつけられた映画でもあります
何度も観た映画ですが、何度観てもいい映画はいい
西部劇の第一人者・ジョン・ウェイン
私が一番好きだったモンゴメリー・クリフトの映画初出演作でもあります
アメリカ先住民(インディアンという言い方はしない)に両親を殺された少年マシュウが
幌馬車の用心棒だった銃の達人・ダイソンが開拓する事になった土地で育っていく
あの時代のアメリカは荒野を自分の土地に出来たのですね
南北戦争から帰ってきたマシュウ(モンティ)は大人になり、ダイソンの片腕となった
戦争のため牛の値段が急落し、2人はミズーリへ牛を売りに行く遥かな旅に出る
沢山の牧童を雇いました
途中 ダイソンの独断的な言動で離れていく者、死ぬ者もあり
脚を怪我したダイソンを荒野に残して、マシュウが指揮をとって町へ辿り着いた
途中でかなりの牛を失うが、町では高値で売れた
・・が追ってくるダイソンに怯えるマシュウだった
ダイソンがマシュウの前に現れた
銃を構え撃ちまくるダイソン(上手くマシュウを外しているが)
じっと動かないマシュウ←ここのモンティのカッコよさ
はにかんだ様な笑顔なんですよ
名演技として今も語り継がれている場面です
マシュウはダイソンが絶対に撃つはずがない・・と思っている
撃たれても仕方ない・・とも思っている
お互いに銃を捨て、取っ組み合いになった2人に、いきなり女が銃を構えて立ちはだかる
その女はマシュウが道中で知り合った想い人だ
少年の時から一緒に暮らし、自分の息子と思っているマシュウを撃てるはずもなく
マシュウに子供が出来て、後継者になってくれる日をダイソンは心から願っているのだ
多分・・マシュウの銃には弾が入ってなかった・・と思いますね
昔のハリウッド映画はハッピーエンドと決まっていたから、安心して観られます
モンゴメリー・クリフト(モンティ)を最初に観たのは「地上より永遠に」でした
それは私が観た最初の洋画でもありました
それから
「陽の当たる場所」 「終着駅」 「去年の夏突然に」 「荒馬と女」 「愛情の花咲く樹」 「私は告白す」 「山河遥かなり」
モンティの映画は殆ど観ましたが、たった45歳で心臓発作で亡くなってしまいました
わが青春の貴重な想い人でした
コロナで自宅待機の日々
BSプレミアム
シネマ・シアター(月曜ー金曜 午後一時)は嬉しい時間です
もっと映画の時間を増やして欲しいものです
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