本のお話(21) 宮部みゆき著「孤宿の人 上下巻」 | bonbonの日常と非日常
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本のお話(21) 宮部みゆき著「孤宿の人 上下巻」

2019/04/03 13:09:26 | 本のお話 | コメント:0件

本 (2)

本 (1)

宮部みゆき著

【孤宿の人】  上下巻

長い長い物語です

江戸の建具商・萬屋では

9歳の女の子で名前を「ほう」という外腹の子供を、讃岐の金毘羅さんへ代参として遣わせる事になった

意地の悪い女中を一人付けて・・

讃岐まで辿りついた所で女中に捨てられた「ほう」は医家の井上家で保護され大事にされて暮らすが

ある事件を目撃した事から「ほう」の運命が変っていく

その頃

丸海藩に江戸から流人の加賀殿が来た

人を殺めた非道の者がやって来るのは丸海藩の人民にとっては不吉で恐ろしい事が起こる前触れの様に恐れられた

「ほう」がその加賀殿の屋敷の下働きになり

加賀殿とのふれ合いの中で成長し、やがて市井に戻り、平安に暮らすであろうと・・と結ばれている

上下巻の長い物語を・・

たったこれだけで語れないが、最後に泣きました

加賀殿は妻子を殺したのではなく、将軍・家斉公のお下がりの妻でしたから、妻は自分の身の上を悲観して子供を殺し、自分も果てたのです

それを見ていた家人を切り捨てたのは加賀殿でした

そんな事情で加賀殿は罪人となって丸海の国へ流されて来ました

「ほう」はそんな加賀殿に読み書きソロバンを習ったのです

加賀殿の屋敷の屋根に金物を取り付けて雷が落ちる様に仕組んで、加賀殿を静かに逝かせたのは、丸海藩を守るための方策でした

加賀殿も承知の行く末だったのです


「ほう」には生き伸びる方法を教え、任を解くから必ず知り合いの人を訪ねて助けを請え・・と言い聞かせました

最後は加賀殿の優しさと無念を思い泣いてしまったワタクシです

お勧めの宮部さんの力作です
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