本のお話(90)(91)宮本輝著「約束の冬」 | bonbonの日常と非日常
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まりあまり

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本のお話(90)(91)宮本輝著「約束の冬」

2019/12/29 08:29:31 | 本のお話 | コメント:0件

宮本輝著

【約束の冬】


平成15年初版の本で、上下巻の長い長い物語です

宮本輝さんは・・この小説を書き始める前に、日本という国の民度がひどく低下していると感じる事があったそうです

民度の低下とは、「大人の幼稚化」という事になるかも知れない・・と巻末に書いています

読み終えた時に「あとがき」でこの事を知りました

この小説を読んでいて、一番に感じた事は・・

登場人物は何て節度のある人達だろうという事でした

巻末を読んで・・この様な人が近くにいてくれればいいなと思える人物だけをバラまいて書いたのだ・・と知りました

筆者の意図が充分に伝わる小説だったと思います


この小説は2004年

芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した作品です

本 (1)

本 (4)


氷見留美子の父親が拘って、拘って、建てた「木の家」に住んだのはたったの3日間だけ

父親は出張先のドイツで交通事故で亡くなった

その時22歳だった留美子と母親、19歳の弟・亮はその家に12日間だけ暮らし

弟は留学先のアメリカへ

母と留美子は母の妹(独身)の家に引っ越し、10年後にその妹が亡くなって「木の家」に帰って来た


10年前にパン屋の前で青い封筒に入った手紙を手渡した少年は・・

空を飛ぶ蜘蛛を見たことがありますか?僕は見ました

10年後に僕は26歳になります。12月5日です。

お天気が良ければ蜘蛛が空を飛ぶのが見られます。

その時 僕は貴女に結婚を申し込むつもりです・・と書かれ、その場所の地図があった


その少年は誰だったのか

そして留美子と家族の来し方、その少年と家族の来し方などが語られます

先に書きました様に登場人物は、節度のある大人、分を弁えた大人たちで、読んでいて心地の良い物語でした

上下巻の分厚い本ですが、一気に読みました

益々 宮本輝さんが好きになった1冊で

お勧めの1冊でもあります
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