本のお話 阿部智里「烏は主を選ばない」 | bonbonの日常と非日常
FC2ブログ
日常の暮らし、旅行など非日常を綴ります

まりあまり

Author:まりあまり
FC2ブログへようこそ!
Yahoo blog の終了に伴い引っ越して参りました
ブログ生活は13年を超えました
文章を書く事、読む事が好きで、旅行記、本の感想、伝統芸能(文楽、歌舞伎、落語)など
日々の暮らしと共に綴っています
よろしくお願い致します

カレンダー
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
日記
1026位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
主婦
143位
サブジャンルランキングを見る>>
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
日記
1026位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
主婦
143位
サブジャンルランキングを見る>>
日々の暮らしなどの日常と歌舞伎、文楽、落語、旅行などの非日常を綴っています

本のお話 阿部智里「烏は主を選ばない」

2016/03/07 09:22:16 | 本のお話 | コメント:0件


阿部智里著

【烏は主を選ばない】


阿部智里さんの八咫烏(やたがらす)シリーズの2作目です

前回の「烏に単は似合わない」で紹介しましたが若い作家さんの作品です

これが

物凄く面白い 

面白すぎて寝ないで読んでしまいました

日本の古い伝説に出てくる3本足の烏(八咫烏)が人間に変身したり烏になったりしながら

その烏の支配する国・山内で、次の統治者「金烏」となる日嗣の御子の座を巡って

東西南北の4家の大貴族が権力争いをしている

1作目は

若宮のお妃選びという宮中の女性の物語でしたが・・

この2作目は

若宮がお妃選びに顔を出さない間に、何をしていたか、という朝廷の男達の物語です

2作目を先に読んでいた方が物語に入り易いかも知れませんね

さて 

その2作目ですが

賢い兄宮を差し置いて世継ぎの座に就いた「うつけの若宮」に強引に朝廷に引っ張り込まれた少年・雪弥

雪弥は北家の出身で複雑な出生ですが、由緒ある子供であると後に分かります

若宮もうつけでは無いと徐々に分かって来ます

この少年・雪弥が若宮の近習(側近)となり、雪弥の視点で朝廷の裏側を明かしていきます

兄宮派と若宮派に分かれたかに見える朝廷ですが

実は・・という「落ち」へ持って行くどんでん返し

1作目と同様に見事に読者を裏切ります(笑)

雪弥は自分で決めた一年の任期を終え、若宮がお妃を一人選んだのを見届けて

引きとめられながら北家へ帰って行きました

「僕の知らない所、僕と関係の無い所で、どうぞ勝手に死んでください」

この

雪弥の言葉の中に若宮に対する気持ちの大きさを察して泣きました

雪弥も若宮も「かっこ良過ぎ」です

次回作

「黄金の烏」「空棺の烏」も予約しました

最近の読書の中では、待ち遠し過ぎる・・と感じるほどの傑作です

紹介して下さったたな子さまに感謝



表紙画と挿絵は苗村さとみさん

所々に挿まれた絵がとてもいい

お勧めのシリーズです

関連記事
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する