本のお話(53)(54)宮本輝著「彗星物語上下巻」 | bonbonの日常と非日常
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まりあまり

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本のお話(53)(54)宮本輝著「彗星物語上下巻」

2020/08/11 08:50:23 | 本のお話 | コメント:0件

宮本輝著

【彗星物語 上下巻】


ハンガリーから一人の留学生がやって来た

彼は・・

宮本輝さんが「ドナウの旅人」を朝日新聞に連載するにあたってドナウ川沿いを旅した時に

都合が悪くなった通訳のピンチヒッターとしてやって来た男

当時のハンガリーは・・

やっと戦争の恐怖から逃れたものの、共産主義国家の体制は非常に厳しく、3年という期限付きでやっと留学が許可された

宮本さんの伊丹の家で寄宿し、全ての経費と責任を宮本さんが負って神戸大学の修士課程を優秀な成績で終え

無事にハンガリーへ帰国し、数十年後に彼は大使となって日本に赴任してくる

この本は・・

そんな彼を迎い入れた家族の物語です

家族構成は違いますが、犬のフック(マック)は実際に宮本さんちにいた犬です

大家族という構成で、それぞれが、それぞれの立場で他者を受け入れ

成長していく姿を描いています

DSCN4965.jpg

DSCN4964.jpg


ハンガリーへは2度行ったことがあります

「ヘレンド」が有名ですが「ヘレンド」の本店で美術館の様な展示物を見ました

ハプスブルグ家の御用食器の「ヘレンド」の初期からの展示物は圧巻で、その優美さと数に圧倒されました

2度目の時は・・

娘と一緒にウィーンから日帰りで足を延ばしてブタペストへ行きました

その時

通訳をしてくれた女性は完璧な英語を話し、娘との会話が弾みました

ハンガリーの歴史から現在の生活まで

夫婦2人で働いても、生活が非常に苦しく

中学校の教師をしながら、土、日は英語のガイドをし、夜もアルバイトをして生計を立てていると話していた

通貨も自国のフォリントを信用せず、米ドル、ユーロなどで支払って欲しがりました

ユーロ圏に入れるには、余りにも経済格差が激しい・・と躊躇されていた時期でした

あれからハンガリーの情勢は一変しました

今は・・ユーロ圏内なのでしょうか


表題の「彗星」は

末っ子の恭太が生まれた日

天文愛好家の叔父さんが新たな「彗星」を発見した日

終始 恭太の目線で語られる物語です

最後のフックの死で泣きました
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