本のお話(58) 朝井まかて著「実さえ花さえ」 | bonbonの日常と非日常
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まりあまり

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本のお話(58) 朝井まかて著「実さえ花さえ」

2016/09/24 21:39:49 | 本のお話 | コメント:2件

朝井まかて著
 
 【実さえ花さえ】
 
直木賞作家の朝井まかてさんの作品です
 

 
時代は天保の頃
 
江戸は隅田川のほとりの向嶋
 
「なずな屋」という小さな種苗店を営む新次とおりん
 
新次は顔の造作が際立っている男で、30歳に近い今も鼻筋がきりりと通り
 
涼しい目許をしているが無口でぶっきらぼうな花師(職人)
 
おりんは新次の3つ年下で明るい気性
 
琴や三味線、踊りに和歌、裁縫などお稽古事で日々を暮らす商家のお嬢さんだった
 
そんな2人が営む小さな植木屋で起こる様々な人情話が綴られています
 
 
粋な江戸の下町言葉が飛び交い、情景が浮かんでくる様な描写は、さすが直木賞作家のまかてさん
 
新次が修業した霧島屋は江戸城お出入りの植木商で
 
そこのお嬢さん理世は忘れられない人
 
最後に気持ちを打ち明け合う事も出来た
 
「実さえ花さえ、その葉さえ、今生を限りと生きてこそ美しい」
 
・・と理世は低く澄んだ声で告げて去った
 
 
突然預かる事になってしまった9歳の俊吉(しゅんきち・雀)
 
その雀の生い立ちや行く末も語られます
 
 
日本橋駿河町の大店・太物問屋上総屋の隠居や若旦那との交流や
 
若旦那と花魁・吉野との因縁や悲しい別れなど
 
ちょっと泣いてしまったお話もあります
 
 
ぱっと咲いて潔く散る桜・染井吉野の由来も知りましたし
 
江戸の「花文化」が如何に庶民にも浸透していたかを知ることが出来る貴重な作品だと思います
 
暫らくは
 
朝井まかてさんを楽しむつもりです
 
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コメント

No title

2016/09/25(日) 10:51:00 | URL | bonbon #79D/WHSg
たな子さま
おはようございます。
同じく・・今朝は敷布の洗濯をして外に干しました。久しぶりの晴れですね。
まかてさん
いいですね。江戸時代の下町の庶民の会話が聞こえてくる様な小説でしたね。
私も何冊か予約しています。

No title

2016/09/25(日) 10:18:00 | URL | くろまめ日記 #79D/WHSg
BONBON様おはようございます。。久しぶりの朝日&日差しです。洗濯物、どっさり(笑)・・・

読み応えのある江戸の話でした。違った視点で、江戸の話が、分かって、きけて、まかてさんならではと思いました。染井吉野の逸話も、新鮮でした。。
私も、まかてさん作品予約しているのですが、三冊、年内にどうか?・・・ジワジワと人気作家になる気配です。 たな子

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